とよたま手技治療院のご提供する治療サービスの特徴をご案内しています。
治療のコンセプト
患者さまが再び元気に日常の暮らしに戻っていただけることを第一に
当院では、患者さま一人ひとりの状態に応じた治療をご提供しています。これは症状の出方や原因は千差万別で、お一人ひとりによって異なるからです。お身体の故障・違和感・不定愁訴・不良姿勢・スポーツや職業により繰り返される障害など、さまざまなご相談に手技(しゅぎ)による治療でお応えしています。初めて当院におかかりになる方にはもちろん、継続的にご来院になられる患者さまでも、毎回お身体を十分に検査した上で、症状を抑えるための治療と、痛みやしびれ、違和感を起こす根本の原因に対する治療を同時進行で行ってゆきます。
また、特別な疾患をお持ちの方や妊娠中の方には事前にお身体のご様子をお聞かせいただき十分にご納得いただいた上で負担の少ないソフトな手技で治療を構成するなどの計画をお立てし、実施させていただいております。治療は一回ごとに患者さまの状態に応じて適切な方法で進めてまいります。さらに治療技術に対しても分かりやすく丁寧な説明をいたします。
当院では「徒手医学」の考え方に基づき、医学的根拠に立脚した手技による治療で展開されています
マッサージ・指圧などの手による治療=手技治療やオステオパシーの技法(アメリカで生まれた治療法。オステオパシーの資格は米国では医師免許として扱われており、医学的根拠に基づいた手技による治療が特徴)を取り入れています。さらに、当院院長の開発した手技療法「スイッチバックテクニック」、「FRAT(フラット)」や「ラッシングバンドメソッド(2014年 特許取得済)」による運動療法、そして調整機能に優れたセルフケアエクササイズを個々のお身体にとって最適な組み合わせでまとめ、患者さまへご提供しています。
症状の原因によっては鍼灸による治療を織り交ぜてご提供しています。当院内で実施する治療だけではなく、ご家庭やご職場で簡単に実施できる「セルフケアエクササイズ」をご紹介することで、日頃からのセルフメンテナンスを患者さまに実施していただいています。これにより、さらに高い総合的な治療効果を狙い、早期の回復を実現しています。
適応症例
治療計画
- 受診の頻度に関して個々の患者様のライフスタイルに合わせてご提案しています
- 無意味に治療を引き延ばしたり、ご予約を無理にすすめるなどはいたしません
- 治るために必要なご提案を必要な分だけ。患者様とのご相談で治療の計画をお立てしています
手技治療とは
手技治療とは
- 今やグローバル・スタンダードとなりつつある 「手技治療 (しゅぎちりょう) 」。その特徴として、症状の分析・治療計画・治療手技の選択・治療効果の判定、すべてにおいて医学的な根拠をもとに構成させる点が挙げられます
- 当院では、手技治療=マニュアルメディシンのアプローチを基盤に、患部の状況に合わせて治療手技を使い分けることで、より高い治療効果を狙います
当院で実施する治療の技術について
1回の治療は下記の要素を組み合わせて、一つひとつ身体の最適化及び強化のために構成します。
- 姿勢動作分析
- 手技治療・鍼灸・マッサージ
- チューニング
- 運動療法
- セルフケア指導
- セルフチューニング指導
○手技療法技術一例
スイッチバックテクニック、FRAT(いずれも当院院長の開発によるオリジナル手技療法テクニック)|鍼灸、指圧、マッサージ(国家資格保持)|関節モビリゼーション|スラストテクニック|ストリッピングテクニック|ポジショナルリリーステクニック|筋膜リリース|クレニオ・セイクラル・テクニック|マッスルエナジーテクニック|ASTR ほか |
○運動療法一例
ラッシングバンドメソッド(特許取得済)|ウエイトリフティング動作を取り入れた運動療法|セルフケアエクササイズ|テニスボールマッサージ|ジムボールエクササイズ|ストレッチポールを使用したエクササイズ など |
「機能障害」について
当院で治療にあたっているほとんどは筋骨格系の疾患への治療です。またあるいは、神経筋骨格系の「機能障害」といわれる分野です。
痛みのご相談では、検査で症状がはっきりと現れる(神経の故障があれば「力が入りにくい」「触れられた感覚がおかしい」「叩くとビリリと痺れが走る箇所がある」「特定の姿勢を取ると痺れる」などのサインが見つかる)疾患もあれば、肩こりのように、首から肩、肩甲間部や腕にかけての鈍痛やシビレ感といった主な症状があり、また随伴症状として眩暈感やかすみ眼、吐き気などの自律神経失調症状もありながら、上記の検査では原因がはっきりしないといったような症状のものもあります。
こういった手合いの問題を当院では神経筋骨格システムに生じた「機能障害」として治療にあたります。
機能障害はレントゲンやMRIに映らない問題であるため、画像診断に頼り過ぎると見過ごされてしまうことがありますが、姿勢の崩れを見て取り、関節の動く範囲を確かめ、その動きの抵抗感を感じ取るなどの昔ながらの徒手診断法で判断を行うことが可能です。
○機能障害の起こる要素
・筋や靭帯など関節を支える軟部組織の質的変化(こわばり・弛みといった問題で関節が動かなかったりグラついたりする)
・神経制御の不調(関節の構造に沿った、正しい動きのコントロールができていない)
・力の不足(目的の動作をするには筋力が不十分)
機能障害の正体が分かれば適正に対処し、しつこい症状を治していくことが可能です。
○機能障害の多くの場合の対処法
・症状に直結する部位の筋肉にできたトリガーポイントを解除し、関節に正常な動き(可動域)を取り戻す
・無理のない骨格の並び(アライメント)を筋肉で楽に支えられるようにトレーニングをする
・今までの生活習慣を見直す
・セルフケアの習慣をつける
機能障害の実態は、長時間同じ姿勢や同じ作業を繰り返すことで起こった筋肉の慢性疲労による症状であり、言いかえれば「姿勢習慣病」「作業習慣病」ともいえるものであるため、患者さまご自身による積極的な治療への参加も健康な身体を取り戻すのにはとても大事な要素となります。
とよたま手技治療院では、院内における治療とともに、自宅や職場でも行っていただけるよう症状を緩和させるためのセルフケア指導と姿勢矯正のトレーニング指導を必要に応じて丁寧に提供しています。
動画にてもセルフケアを公開しております(例:頸椎由来の神経症や姿勢矯正への対処)。